00:01ある時彼女は天真爛漫で、ある時彼女は誰よりも気
00:06高く、ある時彼女は破滅を望んでいた。
00:12まばゆくも優しい初夏の日差しは届かず、木の葉
00:16を踊らせる柔らかな風が吹くこともない。
00:19その日、暗淡たる帳に覆われた火葬で、彼女は物語を
00:25紡いだ。
00:27それを伝えなければならない。伝え続けなければならない。
00:33そのためにあなたもまた、物語を紡ぐ。
00:51大人でも子供でもない。そんな時間が、あと何年も続くんだと思うと、
00:59苦痛です。
01:01金輪際、陳腐な言葉は紡がないと誓う。私。あなたが歴
01:09史に名を残す物語を書くよ。
01:13カンナ君、才能あるよ、カメラマンも。だって、撮られてて楽
01:18しいもん、私。
01:37あなたを思いながら、長い眠りの中で、
01:49小さな祈りを広がる、青い空が、あなたの日々にあります
02:05ように。
02:06私が幸せじゃなかったら、満たされてなかったら、こんな物語は書
02:12けないよ。
02:14なのに、忘れて、ごめんね。
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